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　3DSは長年最前線で活躍してきた人気ハードですので、現在も使用されている方が多いかと思います。発売されて10年以上経過しているので、画面が起動しない・起動はするがすぐに落ちる。等といった故障が多く発生しています。今回は、3DSの歩んだ歴史とよくある故障・修理についてご紹介いたします！

3DSの歴史について！

　3DSは、2011年2月26日に発売され、約7500万台の売り上げを達成しました。先代のDSとの違いとして挙げられるのが、3D機能が搭載された点と本体性能が向上した点です。また、3DSの売り上げ台数のうち３分の2が海外を占めるほどに、国内外で大ヒットしました。3DSの後に続いてWii U やSwitch等の機種が発売されましたが、今でも熱いファン層に支持されています。

　3DSのオンラインサービスは2024年4月9日をもって終了しました。そのため、現在ではオンラインでの対戦やすれ違い通信機能が終了してしまったのですが、レトロ感が好みな方や3DSでしか遊べないゲームをプレイしたいユーザー層からの根強い人気を誇っています。

よくある故障について！

 　3DSの故障として良く挙げれられるものは大きく分類して3つございます。

　1つ目は、どのゲームをプレイするにしても操作される箇所であるスライドパッドの故障です。十字キーやABCDボタンは故障しにくい作りとなっているのですが、スライドパッドは力が伝わりやすい構造であること・力を加えてしまいやすい構造であること等の理由から大変壊れやすい箇所となっています。

　2つ目は、画面が真っ暗なまま起動しない・起動は出来てもすぐに画面が真っ暗になる等の電源トラブルによる故障です。この場合、3DS内部のケーブルの断線・バッテリーの激しい劣化・基板のショート・充電口・充電ケーブルの問題等が挙げられます。この故障の原因として最も多いのは、3DS内部に搭載されているフレキシブルケーブルが断線している、というものです。ご使用年数が長くなれば、その分開閉時にかかる負荷も重くなるので最終的に断線してしまうのです。

充電ケーブルの断線等で充電が溜まらなくなっている場合、新たに購入していただく事で改善されますが、その他が原因の故障であれば修理店へご相談頂く事をお勧めいたします。

　 3つ目は、下画面のタッチ操作が反応しなくなる故障です。上画面と異なりタッチペンや指などで触れる機会の多い箇所なので、埃や水分が侵入してしまったというケースも多いです。また、下画面は構造上落下に対して大変脆弱です。落下による衝撃で画面が割れ、そのまま使用不可になってしまう事もあります。

修理について！

こちらでは、上記3つの故障に対する修理についてご紹介いたします。

　1つ目のスライドパッド故障への修理方法は簡単で、コネクタを断線させないように気を付けながら背面カバーを開け、スティックに関するパーツを交換する事で修理が完了します。

　2つ目は、画面が起動しない・または起動が出来るがすぐに真っ暗になってしまうケースに対する修理です。　こちらの修理は先ほどのものと比べて大変です。背面カバーを開ける所までは同じなのですが、その後に現れる基板を持ち上げ、ヒンジと呼ばれる上下画面をつなぐ蝶番を外し、ネジを抜き、フレキシブルケーブルを交換します。そして、ここから元に戻します。これでやっと完成になります。

　3つ目は、下画面の故障に対する修理です。この修理でも背面カバーを取り外し、基板に繋がっているパーツを外せば現れる液晶やタッチパネルを交換すれば修理完了となります。

アイプラス北大路店では、iPhoneに限らず3DSの修理も承っております！お困りの際はぜひお越しください！