iPhoneの画面上に『黒い枠線が出て操作できない』対処法
2025/12/01
iPhoneの画面上に黒い枠線が出て使えなくなるトラブルでお困りの方必見!
京都市左京区エリアでiPhoneの修理を専門で行っているアイプラスが解説していきます。
この症状の原因は『VoiceOver』が作動してしまっているからなんです。
ですので不具合ではなく「iPhoneの機能が誤作動を起こしてしまっている状態」です。
iPhoneが「勝手に動く」「画面が勝手に読み上げられる」「タップしていないのに操作される」
この症状は故障ではなく、アクセシビリティ機能の『ボイスオーバー』が誤作動している場合が非常に多いです。
ボイスオーバーは画面上の項目を読み上げ、通常とは異なる操作方法になるため、慣れていない方からすると『勝手に動いている』『操作がでいない』ように感じてしまいます。
ポケットの中での誤タッチや三回クリック(サイドボタン連続押し)によって、意図せずONになるケースもよくあります。
特に、ホーム画面で読み上げが始まったり、タップが反応しにくく感じる時は、機能が作動しているだけで端末の不具合ではありません。
Apple引用:詳細
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph3e2e415f/ios
iPhoneが突然しゃべりだしたり、タップ操作が思うように反応しない場合、多くは故障ではなく『ボイスオーバー』というアクセシビリティ機能が作動しているだけです。
ボイスオーバーは視覚サポートのために設計された機能で、画面の内容を読み上げたり、操作を分かりやすく案内する重要な役割を持っています。
どのような働きをしているのかを理解しておくことで、誤作動が起きた際にも落ち着いて対処できます。
以下に、ボイスオーバーの主な役割を表でまとめました。
| 項目 | 役割 |
| 画面読み上げ |
画面上の文字・ボタン・通知を自動で音声読み上げする |
| 操作サポート |
視覚障害の方でも操作できるよう、操作内容を音声で案内 |
| フォーカス強調 |
洗濯中の項目に枠が表示され、どこを選んでいるのかを視覚的に確認できる |
| 特殊タップ操作 |
通常のタップではなく『ダブルタップ』『スワイプ』で画面操作するように変更 |
| ジェスチャー案内 |
読み上げを通じて、操作方法や次のアクションを誘導してくれる |
| アプリ内項目の把握 |
アプリ内のボタン・メニュー・リンク位置を順番に読み上げ、操作しやすくする |
| カーソル移動 |
画面に触れた場所の情報を読み上げ、どこを操作しているのか認識しやすくする |
| 誤操作防止 |
意図しないタップを防ぐため確定操作はダブルタップ方式を採用 |
ボイスオーバーが作動していると、通常のタップ操作が使えず戸惑う方が多いですが、設定から直接OFFにすればすぐに元の操作性に戻せます。
操作手順はシンプルですが、ボイスオーバー中は『すべての選択がダブルタップ』になるため注意が必要です。
以下の方法で落ち着いて操作すれば、確実に解除できます。

解除方法
操作方法
①操作したい場所をタップ
②枠線が表示されたらその場所をダブルタップ
スクロール方法
・三本指でスクロール
※通常のように指についていくイメージではないので注意が必要です。
パスワードを入力します。
例えばパスワードが0203だったら
0→2回タップ
2→2回タップ
0→2回タップ
3→2回タップ
これでロックを解除できます。
次に、設定アプリを2回タップします。
設定を開くと→3本指でスクロール(少しコツがいる)
設定→アクセシビリティ→VoiceOver→オフ
これで解除完了です!
iPhoneには、操作をサポートするための「アクセシビリティ機能」が数多く搭載されています。
その中でも中心となるのが ボイスオーバー です。
ボイスオーバーは、画面に表示されている文字やボタンを音声で読み上げ、視覚に頼らず端末を操作できるように設計された機能です。
項目の選択や操作方法も音声で案内されるため、画面の内容を確認しながら使うことが難しい状況でもスムーズに操作を行えます。
アクセシビリティとは、iPhoneを誰でも使いやすくするために設計されたサポート機能の総称です。
年齢や視力・聴力・操作性に関係なく、すべての人が同じように快適に扱えるようにすることを目的としています。
iPhoneには視覚・聴覚・身体・認知の4つの観点から、多様な補助機能が用意されています。
①視覚サポート
視覚サポートでは、文字を拡大するズーム、色の認識を補助するカラーフィルタ、画面内容を音声で読み上げるボイスオーバーなどがあります。
これらは画面を直接見ることが難しい場合でも操作が行いやすくなるよう設計されています。
②聴覚サポート
聴覚サポートでは、補聴器との連携機能やライブリスニング、着信音を視覚で知らせるLEDフラッシュ通知が用意されています。
また、身体的な操作が難しい方には、タッチ操作の代わりにスイッチや外部デバイスで操作できるスイッチコントロールや、画面を触らずに操作できる音声コントロールも選択できます。
③認知面のサポートも
さらに認知面のサポートとして、画面の動きを減らす機能や、操作の誤作動を防ぐタッチ調整なども含まれています。
アクセシビリティは、特定の人向けだけではなく、誰でも使いやすくなる『普遍的な便利機能』としてiPhoneに搭載されています。
iPhoneのお悩み・故障トラブルもアイプラス北大路にお任せください!
左京区・京都市北区エリアより多数ご来店いただいております。
早く・安く修理を行うならおすすめです。
修理の流れはこちらをチェック